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いずこじ

陰陽、笹の葉、風の色。琴古流尺八、道中甲有り呂有り。

12/4「第31回 八竹会 勉強会」のお知らせ

直前ですが、お知らせです。

第31回 八竹会 勉強会
12月4日(日)午前9:40(!)開演
大津市伝統芸能会館
入場無料・全19曲

河宮は15時前後からのプログラム15曲目・楫枕(三絃:岩崎千恵子さん/箏:杉本響さん)に出演します。慌ただしいこの時期、暗譜で吹ける曲を割り当ててもらえて正直助かっていますが、もちろん演奏は、少なくともパーソナルベストを目指して。4曲目は、8月の演奏会で世話を焼いてくださった、我が心の兄上のお出番。大曲・新青柳を吹かれますので、ぜひ早々にお運びのほど。


LX100 神護寺にて。かわらけ投げを生まれて初めてやったが、あれは推奨されるフリスビー投げよりサイドスローのほうがきっと飛ぶよなあ。

数日前、我が家から車でたっぷり2時間かかる、京都府最南部の小学校での出張演奏に参加してきた。なにぶん初めてのことゆえ勝手が分からず、他の奏者のみなさまの足をさんざか引っ張った確信がある。さておき、全校生、といっても60人ほどを相手の授業2コマ分の時間ということで、プログラムの構成も難しかったと察せられるが、そこに、もちろんそれぞれ数分程度の抜粋ながら六段・鹿の遠音・夕顔・春の海と、古曲や新曲を多く取り込んでもらえたのはひそかに嬉しかった。

私の見せ場はもちろん、独奏・3分の鹿の遠音。その前にしなければならなかった楽器の解説で身体が大いにこわばってしまい(喋るのは本当に苦手だ)、吹き始めはどうなることかと思ったが、邦楽・邦楽器に対して先入観をほぼ持たないお子たちのピュアな耳朶に向け、私語やあくびをさせたら負け!の意気でマジ遠音を放ってはみた。いつかこだまが返ってくれば、それは飛び上がるほど嬉しいことだろう。ほか、トトロを吹いたり校歌を吹いたり光GENJIを吹いたり。私だって必然あらば、古典以外もおとなしく吹くのだ。どうせなら、YOASOBIくらいナウいやつを演ってもよかった。五線譜も読めないくせに。

来年にはもう一度この小学校を訪ねて、こんどは高学年を対象にちょっとしたワークショップをやるそうな。いろいろと策を練らねば。
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プロフィール

HN:
河宮拓郎(カワミヤタクオ)
性別:
非公開

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