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いずこじ

陰陽、笹の葉、風の色。琴古流尺八、道中甲有り呂有り。

しばれた体を

朝晩は肌寒くなってきたが、まだ暖房をつけるほどではない。この時期が、日々の稽古においては一年で最も鳴らしにくい数週間であるかもしれないな、と思いながら昨晩も吹き始めたが、カフェオレを一気飲みしても手指が冷たくてまともに吹けない。身体を温めるには…と考えて、腕立てとスクワットを30回ずつやってから吹いてみたところ、おっ、寒いという感覚がなくなり、鳴らすだけでなく音に力を籠めるところまで、さっきまでとは段違いのたやすさで持っていける。この冬はこれで乗り切ってみるか。春にはますますガチムチになって、ますます着られる服がなくなっているかもしれないが。

というか、竹道30有余年でこんなことさえ試してこなかったオノレの探究心のなさよ。そして、この程度の運動をしただけで、竹を吹けるだけの息の落ち着きを取り戻すのに数分かかってしまうなまりきった心肺よ。アイコスは…やめないが。


LX100

さて、毎年恒例となったアレへの参戦だが、正直なところ、本曲にはもうネタがない。夕暮の曲はどうかと考えていたが、実際に吹いてみると、夕暮らしさを残しつつ4分や5分に編曲するのはどうにも不可能だと分かってきた。今年はいっちょう、琴古流のもう片輪で勝負をかけてみようかしら。それでダメなら、手持ちの本曲で2周目に入ろう。

手持ちだと? お前がどの本曲を手に持ってるってんだフザケンナ。Enter キーを叩いて1秒で入るセルフツッコミ。とまれ、少なくとも赤チャンチャンコまでは昇り坂を行く所存。

ときに諸姉諸兄は、この投稿がインドで大ニュースになっているのをご存知か(我が友人・Mohit さんに確かめてみると「Hai ippai news ni narimashita Indo de!」「Sugoiyo twitter de big news desuyo」とのこと)。「インドにもこんなに旨い料理店はない」を、おそらくのこととして予想していた私は心ひそかに「そうだろそうだろ」と思うばかり。そして、これは確信。ガチの外国料理と日本人の飲食プレゼンテーション感覚が合わさるところには、規模の大小こそあれ、必ずや世界に通用する料理店が生まれる。この和魂印才をインドに逆輸出すればマハラジャ一直線…とも思えるが、どうだろう、店主のOさんにさまでの欲はないかな。
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プロフィール

HN:
河宮拓郎(カワミヤタクオ)
性別:
非公開

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