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いずこじ

陰陽、笹の葉、風の色。琴古流尺八、道中甲有り呂有り。

いそじをいそぐ

もう1月も終いだが、今年の課題は「延べ床を改める」にしようと決めた。いや、もちろん今年に限らず達成できるまでの課題として。本曲・三曲、どちらにおいても私の弱みを改善するのに役立つと考える。

「いい音だねえ」を調えることが尺八第一の眼目であるのは無論のことながら、音は音楽を構成する素材であって。一音成仏などとありがたいことを云う人はありがたい音出しだけをしていればいいのだが、私はウツワとナカミ、題目と運用、虻蜂をとりにいこう。


K-1 II こないだ盛大に降った折、鞍馬寺へ雪見に行ってきた。

先生竹とのおつきあいにおいて、アンブシュアの心得違いがまたひとつ明らかになってきた。メリ全般と、琴古流本曲で必須となるあの慣用句を滑らかに吹くうえで、ここが分かってきたのは嬉しい。

それにつけても、アンブシュアに、すなわち音に障りをもたらさないためには「あらゆる不要な身体の動きを排する」より重要なことは無いと思えるのだが、動画で見るお若いのはクネクネとまあよく動く。あれは、あのクネクネが無いとどーうしても表現できないものがあるのか、これだけクネっても音が出せますというアピールなのか。そして、あれを誰に教わったのか、自分で編み出したのか、なんにも考えていないのか。ひとさまの心の裡は分からないが、いろいろと不可解ではある。

全日本男子単、一線級のアスリートとしてはオッサンに近い年代の3人がベスト4に。日本のトップクラスの卓球がピーキーになりすぎていることを暗示する結果かもしれないなと。ピーキーの脆さを突き抜けようともがく快速ブンブン丸・戸上を私は応援するが、さて誰が勝つか。そして、独特の力学が作用する全日本は、国際大会での強さのゲージにならない。パリの灯を見るのは誰だろう。

私は、大きくピークアウトするまでマシン練以外を休む。走るか。走らないのだが。

あれ…? これ、竹だれ?
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河宮拓郎(カワミヤタクオ)
性別:
非公開

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