参戦しておりました
世界尺八動画コンクールの審査結果が、本日発表されました。
私は、古典・本曲ソロ部門(
鹿の遠音)、アンサンブル部門(
黒髪/三絃:阿部幸夫先生)の2部門において、ともに2位入賞となりました。受賞は1人(1組)1部門のみという規定から、賞金額の大きいアンサンブル部門で銀賞受賞、となります。
本曲部門の金賞は笛吹童爺さん。応募作品をすべて見終えた時点で、動画によるコンクールという特殊な場において負けるならまずこのお人にであろうとは思っておりました。必要十分の脱力・入力、正しく伝わる抑揚と曲想、僭越ながら素晴らしく達者な巣籠であります。アンサンブル部門の金賞は元永拓さん・岩田卓也さんのペア。私とは畑違い、現代曲方面のトッププロお二人、そのマシンガンに後れをとっても、古典のオオヅツを志す私に正直なところ悔しさはありませんし、そもそも三絃・阿部先生の助太刀なくしては、あなおそろしの黒髪で2位など獲れたものではなかったことでしょう。そして、これは遠音・黒髪ともにですが、師匠に見ていただきながら撮影を行うという不心得封じも入賞に不可欠であったと確信します。
各個の詳しい採点は26日に発表されるそうです。こちらも楽しみに。
ケータイ 先日、虹の橋のたもとを初めて目前に見た。
と、まずまずの弾みをつけたところで、演奏会まで残すところ3日。イヤハヤ自前の演奏会というのは、演奏以外の to do が膨大です。しかも今回は家人まで舞台に引っ張り上げてしまうものですから、遊軍が…いません。私が最も苦手とするマルチタスクの渦に巻かれて、煮詰めがおろそかにならぬようつとめます。
