西から佳き便り。今年は個人的に、これまでとはだいぶ違う “諸条件” がある。生かして馴らして鯛を狙おう。帰りに織月酒造まで足をのばして「無言」を買い込みたいが、さらに往復5時間かァ。もう1泊…?

LX100
何年ぶりか分からないここを訪ねて、今や「自分の好みに合わせて自分で淹れるコーヒー」に限ればソコソコらしいと知る。何十年も淹れて、まだその程度か。
そうだ。すっかり告知を忘れていたが、3日前に「島田塾 地唄・箏曲勉強会」で園の秋を吹かせていただいた。島田洋子先生に稽古・下合せで何度も、というか20回ほどはお手合わせいただいたおかげで、ひょうたんなまずと思っていたこの佳曲の躙り口には辿り着いたろうか。
菊岡検校と松浦検校は、洒脱の方向性がだいぶ違う。松浦センパイは、遊びをせんとや、生まれついてのセンスマン。ややおカタい後輩・菊岡は、洒脱を勉強・研究・計画して凝ったことをやろうとするタイプか。万事お洒落でそつなくモテるのは松浦。菊岡は、生真面目一途の旋律に満ちる膂力で松浦を凌ぐが、気の利いたお洒落はいささか苦手。以上、妄想。
引きうけた動画撮影ではまたも失敗。カメラに張りついていられない状況で撮影して、うまくいったことがまだない…。いや、リハなしの手放し運転でうまくいく方がおかしいのかもしれないが、期待を裏切るのは申し訳ない。いま少し経験を積もう。