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いずこじ

陰陽、笹の葉、風の色。琴古流尺八、道中甲有り呂有り。

御来聴御礼

「尺八・風の色 ~琴古流本曲の機微~」、おかげさまで、終演までつつがなく(最後の曲では、会場外の携帯電話の着信音と大声に危うく譜を飛ばすところでしたが)。残酷暑の折、またお盆連休初日というひどいスケジュールにもかかわらず、多くのお客さまにお運びいただき、遠くは関東からお越しくださった方々もおられ、感慨無量でありました。当日内、遅くとも翌日にはお礼とご報告をすべきところ、ベロベロ打ち上げの自業自得ながら昨日は二日酔いに苦しめられ、それが治らないうちによろけながら大阪へ墓参りに出てしまったため、更新の余裕が取れませんでした。恐縮至極であります。

毎度、反省点しか見つからぬ舞台、自前の会となればなおのことですが、ジェシー逅盟さん、小林鈴純さんのお力添えを得て、独力では、また同門の徒とではなし得ない、実の詰まった演奏会を持つことができたかと、己の不出来は棚に上げて喜んでおります。今後も、何もしなければ反省もできないと開き直り、新たな機会を模索構想したいと存じます。皆さまにおかれましては、どうかこれに懲りず、またのご来聴を伏してお願い申し上げます。


撮影/塩崎聰

雑誌取材の現場で日頃からお世話になっているカメラマン・塩崎聰さんが、「目をつぶって聞き入ると、砂の舞う風景が浮かんできました」というご感想とともに、写真を送ってくださいました。国内外の砂漠、砂丘など「砂」の撮影をライフワークとしておられる塩崎さんの、リサイズされていても怖くなるような凄い写真。ご本人の許可を得てここに掲載します。

このモノトーンの世界をじっと見るうちに、またムクムクと「思うところ」が湧き出てきましたが、それは後日に。今回、あえてお客さまにはアンケートをお配りしませんでしたものの、どう思い、何を感じていただけたかというのは当然モーレツに気にしております。私の肩でも胸ぐらでもつかまえて、ご感想、お聞かせくださいませ。よろしくお願い申し上げます。
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HN:
河宮拓郎(カワミヤタクオ)
性別:
非公開

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