11月7日、NHK邦楽オーディションに一二三鉢返調で参加し、合格。その後すぐに録音。放送日が決まりしだいこのブログでお知らせします。
これでどうやら3打数2安打だが、直前のスパルタン九十九里稽古(約1年ぶり!)がなければ落とされていたと思う。それっくらい、情けなくもド緊張してしまった。
今回のオーディションには、11月22・23日の「中嶋ひかる奨励演奏会」の主役である中嶋さんも初参加し、一発合格を果たした。やはりモノが違う。彼女は13日に放映されたEテレ「にっぽんの芸能」に賢順賞受賞者として出演・演奏しており、ここでその告知をしたかったのだが、関東から戻って今に至るまで、あまりのドタバタでPC前に座ることもできなかった。
LX100
11月29日(日)「音和会」のプログラムが決まった(下記画像参照)。河宮の演奏は、13時前後から雲井獅子、15:30前後から西行桜で、西行桜はなんのくじ引きの結果だろうか、トリ曲となっている…。
取り急ぎ、取り急ぎ。宮崎は県が謳うとおり「日本のひなた」だった。
余談。
「1年近くも稽古をつけてもらわなかったもんで、無自覚のうちに変な癖が染みついてしまっていて、師匠にこっぴどく叱られましたよ」「…その癖ってもしかして、△△△が×××になってることじゃないですか?」「はァ?」「違いますか?」「違いません。それです。でも、尺八の吹き方を知らないあなたがどうしてそれをオカシイと分かるんです?」「分かりますよ。変なことしてるなってずっと思ってました。でも、それがルールなのかと思って言いませんでしたけど」。げに恐ろしきはミミヨシ氏。この「癖」は、当代一流の演奏家にも散見される「音楽以外の余計」、もっと云えば、意識的であるかどうかを問わず「ディテール表現のように見せかけて技から逃げる」行為である。フラットで鋭敏な耳は有り難い。