タバコ ハニー。“酸っぱい燻製バニラ” であるところのヴァニーユ アンティークから鋭角のクセを除いたような “饐えた燻製ハチミツ” 。どちらも素晴らしい香り、ではあれど、あくまでオノレに噴いたときの匂いとして、“いいだしが出る饐えたタバコ” であるボア シカーにはやや及ばぬか。それにしても、私はタバコ系が好きだなあ。白檀やその他の(沈香を除く)インセンス系も大好きだが、DNAを揺さぶるのはなぜかタバコだ。
卓球は練習試合を重ねてもさして強くはならない。必要なのは課題練習・多球練習だ。竹も同じ。張り詰めた公式試合においては、ごくたまにだが成長の好機が訪れる、もしくはその積み重ねが経験値としてストックされる、というのも同様。
黄瀬戸は茶に映えるが酒にはモヒトツ、と思いなしていたものだが、佳いのもあったとつい最近知る。こういう酒盃を、織部ではまだ見つけられていない。あの緑で酒は旨くなるのだろうか。ちなみに、うちの不動の四番は田淵太郎作の素焼き白磁。近年はどうやら作らなくなってしまったらしい平盃だ。安く手に入れたものだし棺桶に入れてほしいが、燃えないものはダメなんだっけ。じゃあ、焼かずに骨壺へ喉仏とともに。色も馴染むし。
やっぱりLX100/Ⅱの空席を埋める、取材メモにうってつけの「素子が大きくレンズのいいズームコンデジ」があってほしい。現状、まともな値段の現行機種から私の用途で選ぶならキヤノンのPowerShot V1ほぼ一択で、スペックはとてもいい(動画撮影用途においても)のだが、私はキヤノンのJPEGの色が民生デジカメ草創期から今に至るまで好きになれないのだ。RAW? 取材メモでそんなフォーマットを使うわけがない。というか、一眼でも私はJPEGでしか撮らないズボラだ。
国産米はいまだ混乱の余波に洗われ中。なのをいいことに、タイ米はぼったくりを続ける。向こうで買えば5kg1000円の米なのに。業者め。
大の里にあっては、一日も早く腱を繋ぐ手術を受け、リハビリに全精力を傾けてほしい。師匠はオノレの力士生命を大幅に短縮せしめたあの悲惨な筋断裂に何を学んだのか。
カレーを手っ取り早く旨くしたいなら、油を当節のヘルシーなレシピの数倍使うことだ。おいしいものは脂肪と糖でできている。
桜を見て「きれいだねえ」などと言ってしまえば致命傷。団体で桜を見るのもほぼ負け。花の下で春「死にたい」と詠むくらいの意気を帯びなければ。そういえば、菊崎検校の西行桜はたしかに大のつく名曲だが、世阿弥による同名の謡曲から取られたという歌詞はリズム・言葉選びともイマイチだと思っている。かように(?)桜は難しい。
S5Ⅱ
いい香り、おいしい食べもの、旨い酒、美しい花、震えがくる音曲。最高度の快感を味わいたいから、いろんなもの・体験・やり方を試す。尤もなことだ。しかし、試すうちに試すこと自体やその回数の上乗せが目的化しがちで、我がこととしてこれがまずい。あれ、これ最高じゃない?と感じたら、明らかに優位の何かが現れるまでそこで立ち止まる、足踏みをする、慣れるまで検証しながら味わい続ける。でないと、自分が根っこのところで何を求めているのか分からないまま、下手をすると一生が終わってしまう。
四者の張り詰めたグルーヴが相当に同調した気持ちのいい演奏だったのだが、惜しくも箏・替手が少し落ちる場面があり、公開には難ありかと諦めかけていたところ、先生のほうから公開するようにとご指示をいただいた。私は私で歌が聴けていないところがあり、ミスももちろん多々あり、アクセスしやすい反省材料としても有難い。